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全体研修

6月14日

 平素、訪問診療でお世話になっている藤本歯科クリニック様からご提案をいただき、
 
『高齢者のための口腔健康管理』

をテーマとした研修会を開催しました。

 NST(栄養サポートチーム)のスーパーバイザーで脳神経外科医の三原千惠先生にお越しいただきました。
「摂食嚥下のメカニズム」、「誤嚥性肺炎の予防」について。
 様々な機能低下が要因で摂食嚥下障害や、誤嚥性肺炎を引き起こすこと。
 その改善や予防のために必要な、
・筋力、姿勢の保持
・口腔ケア
・栄養管理
の大切さなど、お話していただきました。
 「摂食」とは、「嚥下」とは、「誤嚥」とはなど、基本的な用語から専門的な用語までわかりやすく、先生ご自身やご家族のプライベート生活を例に、ジョークを交えながらのお話はあっという間の1時間でした。
研修会終了後、職員からの質問に対して、たくさんのアドバイスをしてくださいました。
ある新人職員さんは、食事介助での悩みを相談した所、いくつかのヒントをもらいました。
「思い切って質問できてよかった。勉強になりました。」
と、今回の研修に満足していたようでした。

 ちなみに、お話を聞いて推察すると先生は、“大の猫派、カープファンでピーナッツが大好物”ということでしょうか( *´艸`)(笑)
 
 専門的知識を楽しく学び、職員の介護力のアップにつながる研修をこれからも開催していきます。

7月5日

 今回の全体研修は、「高齢者虐待防止研修」でした。
 
講師は、包括の四良丸さんです。
社会福祉士として、権利擁護業務に携わっておられる立場から、「高齢者虐待防止の考え方」をお話しいただきました。

虐待の5つの種別

 ひとことで「虐待」といっても暴力だけでなく、様々な虐待が想定され、また重複し複雑に絡み合っていること、また多くは「自覚」や「悪意」がないことが多いということ。

「これって虐待?」と思うような場面に遭遇したら?

いくつかの事例を通して、実践的対応についても学びました。
 
職務上、高齢者に携わる私たちは、虐待の「発見」「通報」は義務であるということ自覚して、虐待になる前に気づき、行動することが大切だということ。
 
講義後は、居宅のケアマネージャーから、日頃抱えている気になる事例もあがりました。
施設の職員からは、自分たちの日頃のケアも客観的に見つめなおすことが必要という感想がありました。
 業務で忙しい中、たくさんの職員が参加しました。
 
 今後も、包括や事業所間、職種間で連携しながら、『高齢者の権利擁護』という視点をもって対応していくこと、引き続き、「高齢者虐待」に対する理解を深めていくことが、大切だと感じました。

8月23日

 今回は、『AED使用法と搬送法』についての研修でした。

 隣接の西消防署狩留賀出張所の消防官5名の方にお越しいただき、心肺蘇生・AEDの使用手順と救急搬送法について実践的に学びました。

 最初に、消防官の方が胸骨圧迫の方法とAEDの使い方、身近にある物を使用しての搬送の仕方について見本を示してくださいました。
 職員が三人一組になり、救命処置の手順に沿って体験しました。

 消防官の方から、やり方のコツやポイントなどもひとりひとり丁寧に指導していただきました。
 定期的に行っている救命処置・AED使用法の研修ですが、今回が初めての職員も含めたくさんの職員が参加しました。消防官の言われたことをすぐにメモしたり、疑問点を質問したり「自分が現場にいたらどう動くか」を意識しながら、積極的に研修を受けている姿が印象に残りました。
 私たちが、いつどのような場面で、救命の現場に立ち会うことがあるかわかりませんが慌てず冷静に処置ができるように今後も研修を続けていく予定です。
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